2017年10月20日金曜日

大切なひとへ、心をこめて。


ご受講いただいている生徒さんのなかに
よくご家族へのプレゼントを製作される方がいらっしゃいます。

「どんな香りにしよう?ラベルは?」
贈る相手の方の顔や好みを思い浮かべながら、いつもじっくりと。

後日「実用的なものをプレゼントできてよかったです。ちゃんと思いも込められました」
と メールをいただきました。


家族や仲の良い友人のように「心の距離の近い人」には
やはり手づくりが喜ばれるのかもと感じます。

すべて手づくり…は無理でも、少しでも時間を見つけて出来るだけのことをしたい。

私の場合 何か市販のものを贈るときには、
せめてラッピングと添えるカードは自分の手で!と心がけています。

話題のレストランでの食事も 人気パティスリーのケーキも
とっても素敵で嬉しいのだけども、
私の作った肉じゃがが一番ほっとする…と家族は言います。
私も、家族が自宅のプレートで焼いてくれた
お好み焼きやたこ焼き(!)が何より美味しいと感じます。
外では決して味わえない家庭の味。


生活の中で使うものも同様に
「自分の手で作ったもの」は
製品化され販売されているものにはない、
安心感と味わいがあります。
贈られた方も使うたび、つくられた方の顔が思い浮かぶのではないでしょうか。

どこに行っても売っていない
いくらお金を出しても買えない
そうゆうものをつくる時間
手仕事が出来る時間

流れてゆく毎日の中で
ちょっと意識して立ち止まり
大切にしていただけたらと思っています。